2010年07月01日

About miya38 tribute songs

猫騙にとってファーストシングルとなる今作は、
2009年9月にガンで亡くなった猫騙のベースmiya38こと、
宮沢昌宏がかつて所属したバンド「the fantastic designs」の
代表曲3曲、コンコルド・boomerang・隼をトリビュートとしてカバーしたものである。
曲はいずれもハードボイルドな世界観に、キャッチーなメロディ。
メンバーの想いと、フーリガン(猫騙ファン)たちの想いを込めた渾身の演奏と魂のボーカルは、
今回のカバーの背景を知らずとも、聴く者の心を掴んで離さない力が漲っている。

【About the fantastic designs】

1994年「the fantastic designs」結成。
1996年 宮沢昌宏(B.Vo)、根本晃(G.cho)、長谷川道夫(D.cho)の3ピースの形をとる。
1997年 デビューマキシシングル『feel so good』リリース。
1998年 5月に2ndマキシシングル『SUNSHINE FEVER』リリース。
      8月に3rdマキシシングル『コンコルド』リリース。
      9月に1stアルバム『シケモクガイ』リリース。
1999年 4月に4thマキシシングル『boomerang』リリース。
      7月に5thマキシシングル『SODA POP』リリース。
      10月に6thマキシシングル『隼』と
      2ndアルバム『BEAUTIFUL FOREVER』リリース。
2000年 ドラム長谷川脱退。風間弘行加入。
      7thマキシシングル『the rising sun』リリース。
2001年 3rdアルバム『SOUND from NEW BLOW』リリース。 
2002年 「the fantastic designs」解散。


「どこか収まりきらない」「様々な要素が混在」「感覚的」「どこにも属さない」「アウトサイド」、
そして“ファンタ流”というオリジナルをもつワンアンドオンリーなバンド『the fantastic designs』。
最後に、彼らを評した小池清彦氏のコメントがとても印象的だったので、
ここで一部引用させていただく。

「………便利なレシピがあるわけじゃない、オツムで勉強したところでは絶対身につかない、いわば感覚と瞬発力が命の世界。そんな夢先案内人のいない土俵の上で、なにやら奇跡的なまでのバランス感覚を掌握しているのが彼ら、ザ・ファンタスティック・デザインズなのである。まず3人という最小限の編成からは余剰なサウンドは一切聞こえてこない。とにかく全員リズム感が抜群なので、一種何をやってもサマになってしまうのが強い。……」

「……ファンク、グランジ、オルタナ…こういう要素を丸ごと飲み込む、というよりは核だけ色だけ匂いだけ、といった感じで縦横無尽な味覚に仕立ててくる感覚は、目下のところ師匠も弟子もいない独走状態だ。そして、それらをひっくるめたうえで堂々とフロントに立つ宮沢昌宏のヴォーカルがまた哀感たっぷりでいい。シャウトしても囁いても、どうしても孤独感をぬぐいきれないしゃがれた歌声はまるでハードボイルド映画の主役といった風情で、最近ふと忘れ去られつつある逞しき「男の背中」を静かに喚起させる。そう彼らのサウンドは新時代的な響きを轟かせながらも、この部分で実は極めてベーシックな日本人的情緒も十分に含んでいるのだ。……」


【About 宮沢昌広(miya38)】
『猫騙』のベース。
『the fantastic designs』ではヴォーカル、ベース、作詞の3役をこなし中心的役割を果たす。
2001年から2008年までは『TYPHOON24』でも活動。
個性的な詩、うねるベース、クール&どこかぶっきらぼうなヴォーカルが彼の持ち味。
マルチな才能と魅力的な人柄でその活動の場を広げる。
趣味は競馬。独自に研究をかさねた”競馬道”は見事なオタクっぷりを見せる。

miya38オフィシャルHP http://miya38.jp/


※「About miya38 tribute songs」の売上の一部はガン研究施設に寄付する予定にしています。

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